オフィスに飾っております一枚の絵をご紹介します。
20年近く前、僕がまだサラリーマン時代のことですが、
群馬県のリゾートホテル建築の一員としてインテリアを担当したことがありその際にパブリックスペース用に選んだのは、アフリカはタンザニアの画家
「Simon George Mpata(サイモン・ジョージ・ムパタ)」の数種類のリトグラフでした。
そのなかで、特に気に入ったのがこの作品「夫婦の鳥」別名ピーコックでございます。
アフリカサファリの素朴な色使いと彼らのボディーペインティングにも似た強烈なコントラストに魅了され、ついプライベートでも1枚購入してしまいました。
「ムパタ」は1984年に酒に酔って放浪の旅に出掛けたまま、42才の若さでその生涯を終えましたが、この作品は彼の晩年の作品となりました。
その昔「ブッシュマン」という映画がありましたが、主人公の「キンタクンテ」のようにアフリカの荒野の中で、俗欲とはかけ離れたピュアな感性で描かれたことでしょう。
僕たちも、建築という作品造りを糧としておりますが、彼の境地を見習ってピュアな感性を磨きたいものでございます。
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